恋愛診断①]

世界を股にかけるカリスマ・サイコロジストこと筆者は悩んでいた。そう、この手の書き物に限り、改名をするかどうかだ。・・・解説しよう。







筆者はぶっちゃけた話、日本人離れした顔をしている。多分、一番似ている芸能人はナイナイの岡村であろう。が、もっと似ている有名人なら他にもいる。そう、言わずとも知れた日本の左サイドこと三都主・ザ・アレキサンドロである。
三都主と岡村を足して2で割り、よりスリムによりグラマラス&ファビュラスなスパイスをかけると筆者が出来上がる(あくまで外見の話)。

そして、筆者ほど考えが山より高く海より深い(引用 from Alyeeya)人間はいない(と思われる)。よって、筆者は、ハッキリ申すと、異性から





もてる。





間違いない。自分の過去を振り返っても、自分はもてていた。そう、もてていた。
うん。ぶっちゃけ、もてない訳がない!
ってか、モテまくりスティ!!
うん。もてるに違いない!!
もててた!?
・・・もてたに違いない。
・・・もててほしい。
・・・もてる人生も経験してみたい。
・・・一度でいいからもててみたい。




と徐々に声が小さくなっていく筆者の心の叫びはさて置き、そんな筆者を世の中の女性が放っておくわけがない。
うん。放っておかれてない。
放っておかれてない?
・・・放っておかないでくれ!
・・・一人にしないでくれ!





が、アンフォーチュネートリー、筆者は既婚者である。よって、世の女性のアプローチも「抱いてっ!」と言ったダイレクトなアプローチではなくなってくる。結婚してからと言うもの、そのようなアプローチはなくなってきてしまったのである(最初からそのようなアプローチがあったかどうかは別の話)。





よって、女性からのアプローチは非常にインダイレクト、つまり間接的になってくる。






間接的なアプローチ。古今東西、女性の間接的なアプローチとは、普遍的なアプローチでしかない。






そう、「恋愛相談」という名のアプローチ。




よって、筆者には毎晩、いや毎分のように女性からの「恋愛相談」が舞い込んでくる。





筆者も間接的なアプローチとは気付いている。もちろん、その中にはこの世のものとは思えない美女や妖獣がいるのだが、絶世の美女と結婚してしまった運命か(あるいはいつこのブログが妻にばれるかわからないという恐怖からか)、筆者はこれらのアプローチを全てお断りしている。




が、あくまで間接的なアプローチをしてきた女性に対し、直接的に三行半を叩きつけるのも申し訳ない。
ということで、恋愛相談をしてきた女性には、「相談に乗る」というアプローチを取ることで、「気付かない振り」を装い、間接的に「お断り申し上げる」ようにしている。





が、ここで困った点が一つ。








チャララッチャッチャッチャーン♪
筆者のレベルが上がった。
筆者は「恋愛におけるカリスマ・サイコロジスト」になった。







・・・また一つ、イルなスキルを習得してしまった。そう、恋愛相談に対する適切なアドバイスを送る、というスキルである。








と言うわけで、筆者は読者に問いかけたい!!もしお困りの恋愛関連の悩みがあれば、下記のフォーマットを使用し、書き込んでほしい!その悩みの中から、適切なアドバイスができそうなものを筆者は選び、次回からの「ドクトル系」で掲載していこうと思う。





書き込み用フォーマット

xxxxxxxxxxx
ドクトル様へ
ハンドル名(xxxxx)
年齢と自分の長所短所(xxxx)
男性のあだ名とプロフィール(1行程度)
男性との関係(1行程度)
相談したいこと(2行程度)
私ことハンドル名(xxxxx)は、上記を掲載することを了承します。
xxxxxxxxxxx


それでは本編に入る前にドクトル系の書き込みに対する注意点を5点。
①女+性の恋愛+相談しかアドバイスしない。
②女性同士の恋愛相談には乗らない。
③書き込みは字数制限がある(と思われる)ため、書き込みフォーマットを使用すること。
④他者を中傷・批判するようなこと、具体名を挙げることを禁止。
⑤筆者に対する間接的なアプローチであろうとなかろうと、筆者は「恋愛アドバイス」しか送らない。またアドバイスにむかつくことを禁止する。さらにアドバイス通りの行動は自己責任とする(筆者は絶対責任を取らない)。




これらを守っていただきたい。守らなければ、筆者はこの「ドクトル系」はサッサとお蔵へ送り込む。

また、「ドクトル系」に関しては、筆者は我を「ドクトル」と称す。
そしてクレグレも読者に言いたいのが、下記の原則。




ドクトル系は世の中の悩める女性を面白おかしく手助けするコーナー。よって、アドバイスは(なるべく)面白おかしく書く(予定)。そのため、「真剣な恋愛相談を茶化された」などと逆恨みはしない(我が身&家庭を守るため)。





そして最後に勘違いしていただきたくないことが1点。
ドクトル系の目的は世の中の女性の恋愛を成功させるためのコーナー(決してネタ募集コーナーではないし、筆者のネタが枯渇していると勘違いして欲しくはナイ。そして筆者のブログへの書き込みが少ないことを気にしている筆者の次なる策でもない)





さて、様々な原則や注意点を設けたところで、今週の悩めるクランケからのお便りを読み上げ、ドクトル系をいざ始めたいと思う。


それではいざ開幕。。。。


xxxxxxxxxxx
ドクトル様へ
ハンドル名(グルトン)
年齢(謎の地底人年齢でいうと31歳くらい。長所:体が大きく力がある。短所:ナシ)
男性のあだ名とプロフィール(筆者。自分をカリスマと勘違いする男)
男性との関係(以前合コンした。その後2週間連絡を取り続けたが、無視された)
相談したいこと(筆者と連絡が取りたい)
私ことハンドル名(グルトン)は、上記を掲載することを了承します。
xxxxxxxxxxx






・・・無視。
軽いオープニングジョークである(これは筆者が書いた)。こういう風に遊んではいけない。ちなみにグルトンとの攻防はコチラ





ここからはりアルな相談内容。


xxxxxxxxxxx
ドクトル様へ
ハンドル名(OL子)
年齢(20代後半。長所:彼氏につくすところ。短所:性格若干暗いかな?スタイルに自信・・・ナシ)
男性のあだ名とプロフィール(Aさん。30代前半。自称彼女募集中。イケメン、社内女性票高し。)
男性との関係(同じ会社の先輩・後輩。小さい会社のため、ことあるごとに飲み会で一緒になる。仕事の関係はナイ。話はマァマァ合う方(かな?))
相談したいこと(入社以来5-6年の顔見知りで旧知の仲(と思う)。小さい会社のため、二人で行動すると噂になるし、公認のカップルになってしまうため、アリエナイ。ずっとトキメイテいたんだけど、今更、って感じもするし。自分から告白とかできないし(内気のため)。彼から告白してもらうにはどうすれば?)
私ことハンドル名(OL子)は、上記を掲載することを了承します。
xxxxxxxxxxx


分かる!!よく分かる!悩めるクランケことOL子さんの胸元をグワッと空け、胸の先っぽに聴診器を当てつけ、診断させていただきたい。まずは、環境を確認させてもらうと、

5-6年間の知り合いなのだが、今まで何もなかった。
小さい会社のため、二人行動=結婚へのステップ、となってしまう。
ただし、小さい会社のため行動が共になる場合が多い(飲み会、花見、送別会などなど)






次に先方(Aさん)とクランケ(OL子さん)の市場価値を確認。
Aさん:30代前半。自称彼女募集中。イケメンで社内票高し==>高付加価値商品
OL子さん:20代後半。尽くす、がネクラでスタイル悪==>低価格帯商品。





ここで、まず、勘違いしないで欲しい。OL子さんが低価格帯商品、と診断する理由は、「ネクラ・スタイル悪」が理由ではない。そんなことはいくらでも改善できる!!また、「尽くす」、も相手によっては長所になるが、時と場合と相手によっては短所になる!(後記)。低価格帯商品と判断するのは、「20代後半という年齢」だからだ。




一般論から説明しよう。
現在、晩婚傾向が強い。これは、①平和な日本、②経済の発展と安定、③進学率の増加、④女性の社会での活躍(含む進学率の増加)などが原因と考えられる。
特に③によって、どんなパープリンやアンポンタンの男性でも大学に進学する。よって、初めて給料を貰い、大人の遊びをするのが、22歳以上となる。仕事が波に乗るのは個人差があるが、3年以上と仮定する。この時点で25歳。年齢的・肉体的には、そろそろ子どもを生むのに丁度良い年齢だ。が、男性は遊び始めてやっと3年。収入も徐々に増えてきた。さらに遊びたい。よってあと2年くらい遊ぶ(ここで女性遊びが盛んになる)。27歳となり、結婚を真剣に考え、それらしき女性と付き合い始める。が、2年くらいは付き合わないと格好がつかない。で、29歳。結婚する。が、2年くらい新婚生活を満喫しないと世間的に・・・と考え、子作りをしない。31歳。遂に子どもを授かる、というありきたりな流れがある。



ここで落とし穴がある。
そう、男子の青写真である、「2年付き合い、2年新婚、その後出産」という浅はかな考えだ。



これを20代後半(仮に27歳)の女性に当てはめるとする。

27歳――>交際2年(29歳)――>結婚&新婚2年(31歳)――>出産
という流れ。




が、男性の中では



「女性は20代で出産したいにちがいない」



という理解がある。



そうなると、

27歳――>交際1年(28歳)――>結婚&仕込み&出産(29歳)

となる。よって、①結婚までの交際は1年しかない(1年間で見極め&結婚式の準備をしなければいけない)、②結婚直後に仕込まなければいけない(新婚生活はない)

と理解され、世間体的に格好が悪い。






よって、女性の27歳は市場価値が低い、とされる。(女性が25歳の場合、26歳の場合、28歳の場合などは読者に計算をゆだねたい。)






しかし、男性は30代前半が市場価値が一番高い。なぜならば、①仕事的に一番乗っているし、体力もある。②結婚・出産・育児に対して、男性は肉体的な限界はない(と歪んだ理解をされている)。むしろ男性に求めるものは「経済力」である、そして30代前半の男性はある程度の経済力がある(と歪んだ理解をしている)。③ある程度20代で遊びきっているため)落ち着いて見える、ということが理由だからだ。










よって、ゲームプランを作る前に環境理解として、
AさんよりOL子さんの方が価値が低い






という前提で話を進めていく(はぁ、長い解説だった・・・)








まず、ドクトルの恋愛市場におけるマーケティングは一貫している。これは一生変わらない。普遍的かつ不変的である。ブログによるドクトルのマーケティング理論は初めて紹介となるので、(面倒くさいが)長くなってしまうが本日は①〜③を説明させていただく。




ドクトルの恋愛マーケティングの流れは以下の通り:

①自分の幸せとは何か?を知る。
②目星をつけた相手が①を満たす相手かどうかを判断する。
③(②がある程度満たせたら)相手にとっての①は何かを知る。
④市場環境を知る。
⑤自分の長所短所分析をし、長所を競合優位点に、短所を競合並列点と変えていく。
⑥長所が相手の①に合っていることを確認し、長所を中心にマーケティングを展開する。

である。





さて、OL子さんに聞きたい(実際は自分で勝手に分析してもらいたい)。
まず①、OL子さんにとっての幸せとは何か?である。答えは抽象的であればあるほど良い。
「いつも笑って過ごすこと」、「死の床で生涯を振り返り、『幸せだったと思うこと』」などなど。決して「Aさんと結婚すること」などの超具体的なことではない。




仮に「いつも笑って過ごすこと」だとしよう。そしたら②に進もう。ここから具体的になるからだ。











果たしてAさんは「いつも笑って過ごすこと」を満たす人なのか?彼と話していて、「いつも(心から)笑っている自分がいる」と思えるか?「いつも笑っている自分がいる」けども、「もてたいから」、「明るく見られたい(=ネクラと思われたくない)」、「社交辞令」などの要因は入っていないか?






よーく思い出して欲しい。「うわべだけを見ている・装っている自分がいた」と思ったら、OL子さんにとって、Aさんは違うかもしれない。あるいは、真に向かい合っていなかったのかもしれない。


あるいは、「私、もうチョットAさんとの会話で確かめる必要がある」、「今まではうわべ・装いの自分がいたけど、これからは分からない」と思ったら、いい傾向だ。次のステップを踏まえて、Aさんを吟味しよう。






次のステップは③。つまり、「Aさんの①は何か?」を調べる旅だ。
それを知るために、Aさんと飲みに行こう。こんな真剣な話は酒でもなければ話してらんない。飲みに誘えばいいのだ。人間、「目的意識さえあれば何でも出来る(引用BYクラウス・ホッペ)」なのだから、恥ずかしがらずに誘ってみればいいのさ。「人生相談に乗って下さい(ついでに私にも乗って下さい)」とでも言えばママもこれならOKさ。




④からについては、またいずれご説明させていただくとする。とりあえず、覚えておいて欲しいことは、①〜③を通し、ドクトルの診断は、非常に「ロジカル」なのである。①自分を知りなさい、②相手を知りなさい、③相手の考えを知りなさい、というロジックから入るのである。




それでは一旦診断機を置かせていただく。次回、書き込みがあれば、その書き込みに引っ掛けて④〜⑥を、なければ普通に④〜⑥をご説明させていただく。