合コンの極意Ⅱ

世界を股にかけるカリスマ・Gコン・プレイヤーこと筆者は、本日もGコンの極意をお伝えしたいと思う。


いつもどおり、このGコンの極意は、世間一般の非モテな女性読者にとって、「モテ男が合コンでどのようなことを考えているか」を理解していただくためのカテゴリーのため、是非ともプリントアウトをして、家宝として取っておくことをお勧めする。必要ならば先着100名様に手書きのサインをプレゼントしなくもナイ。もし、手書きのサインが欲しければ、今週の3レンキュウにハチコウ前にて午前8時に集合しておいて欲しい。もちろん、筆者は行かないけれども。





さて、軽く女性読者という筆者の上位顧客に対してジャブを当てたところで、合コンの話に戻ろう。


先日の思い当たりマッタリ9月15日号で前振りしたとおり、カリスマ・ヒッキーという別名を持つ筆者は、世の中を見るために、合コンに参加したのである。当初、それは筆者の取り巻きの一人、プロフェッサ(詳細:Gコンの極意①)によって呼ばれたものであり、カリスマにとっては、人数合わせにしか思えず、どう考えても参加の意義が無かった。


ブッチャけた話、このカリスマを人数合わせで呼ぶ、プロフェッサに殺意がメラメラとメラゾーマしたことは言うまでも無い。大体、3レンキュウの直前の金曜日に会社をフケテ、ゴルフに行こうとする筆者に対し、「木曜の夜合コンいかねぇ?」と誘ってくるあたり、非常識である。待ち合わせ場所と時間を聞いてみると、日本で第2位の都市(筆者の自宅から電車で1時間)に7時半というから驚きである。会社を舐めているやつか、カリスマ的な仕事の運び方をする奴でなければ、そのような時間に出れるわけ無いではないか。


しかし、そこはカリスマ。仕事を効率的の100乗ほどで片付け、何とか、7時半に集合場所の駅に到着する。が、現地集合のため、一人で日本第二位の大きさを誇る地方都市を歩くこと15分。カリスマ・ヒッキーこと筆者にとっては、非常に心細い時間帯である。途中で関西系ヤクザ者100名に絡まれるも、特技の南斗の拳でバッタバッタとなぎ倒し、返り血を浴びながらも現地に到着すること7時45分。


遅刻した筆者を出迎えたプロフェッサーに逢った場面から、いざ開幕。。。



プロフェッサ(以下P):よぉ、お疲れさん。
筆者(以下H):おぉ。悪いなぁ、迎えに来てくれて。ここからあとどれ位?皆もう集まってる?
P:いや、女性は1人。男性陣はお前が最後。
H:そりゃ悪いことしたな。で、その女性のレベルはどうよ?
P:吉本の芸人って感じだな。
H:そっかー。お前が予め「期待してくんな」と言ってなかったら、お前、現時点でオレに殺されてたな。
二人:ハハハハハッ

と笑いながらコンパ上に向かうプロフェッサと筆者。男性陣は同じ会社の別部署の先輩2名と言う事からも、まずは遅れた謝罪をしなければいけない、と理解するカリスマ・コミュニケーター。



筆者:こんばんわー。遅れてスミマセンでした。筆者って言いますぅ。よろしくでーす。
と言いながら部屋にはいる筆者。


がぁぁっぁあん!!


な、何とプロフェッサ含め6人が既に着席済みではないかっ!つまり、筆者は男性最後の遅刻組、つまり、女性陣にとっては「遅れてくるだけの理由を持つ『自称イケメン君』」となってしまうではないかっ!(注:Gコンにおける遅刻者の意味についてはGコンの極意①を参照)



イケメン君であるかどうかを判断するのは、所詮他人である。
また、筆者は自分をイケメンであることを120%理解しているが、そのようなことを態度にもコドバにも出す気もなければ出したこともナイ


といったロジックから、筆者にとって


自称イケメン

と思われることは羞恥プレイ以外の何でもないのだ。



メッセージ:合コンには絶対に遅れるな。



そう言えば、死んだウチの爺ちゃんがそんなことを死の床の間で当時3歳だったポックンに対して言ってたよ・・・。爺ちゃん、ゴメンヨ・・・。僕ももう直ぐ行くからさ・・・。多分100年後くらいに・・・。


そんな羞恥プレイをモノともせず、爽やか吐息とスマイルを武器に部屋にはいる筆者。筆者の右手についた関西系ヤクザ者の返り血を見てビビル先輩社員2名。爽やかスマイルにシバシ酔う女性3名。


余っている席は下座。遅刻してきたのでそれは受理する筆者。さて、席順と登場人物を確認しよう:


奥側ソファー   奥側イス
女性①     男性①
男性②    女性②
プロフェッサ 女性③
空席 筆者
入り口

女性①:ネクラ系。50点。
女性②:幹事。吉本系。ウルトラQピグモン似。10点。
女性③:島谷瞳に似ているスリムな綺麗系の姉ゴ肌。口が立つ。80点。
女性④:空席に着席するかも?綺麗子??


男性①:筆者とは初対面の爽やか系先輩社員
男性②:筆者とは面識アリのおもろい系先輩社員。幹事。
プロフェッサ:説明略(詳細Gコンの極意①へ)
筆者:世界を股にかけるカリスマ。説明略。


さて、筆者の戦略およびポジションが決まった。
①本日はカリスマ・下僕と化す(遅れた&人数合わせ&社歴が一番下のため)
②島谷瞳に照準を当てながら、女性④遅刻娘にも期待を高める。
③遅刻娘が期待以下の場合、島谷瞳に焦点を当てる。その際、周りの雰囲気を崩さない中で瞳に焦点を当てていることを周り及び瞳に知らせる。


「カンパーイ!」の号令から自己紹介などが始まる。と、遅刻娘が登場する。


「遅れてスミマセーン」の声で振り向く筆者。いつも通りの足元から舐めるようなチェック(使用時間0.1秒)の儀式が行なわれる。



足:細い。スリマー・ザ・ベター信者の筆者としては80点を献上。
ジーンズ:細い。グッド。ケミカルウォッシュが良い感じ!
シャツ:・・・・?

ちょ、ちょっと待って!


ジーンズ:ケミカルウォッシュが良い感じ!?

ケ、ケミ??
ケミっすか?

最近巷で流行ってるって聞いたけれども、生ケミは20年ぶりッス。流行ってても、ケミはケミっす。



この子は年齢が若いに違いない。過去、ケミが南野ヨ○コよろしく、どれ位スターダムを駆け上り、その後アリエナイくらいの衰退の道を歩んだのか全く知らない若人に違いない。多分、渋谷の町を夜な夜な歩き回るアッパラパーの姉ちゃんと同レベルに違いない。



筆者の頭の中では、寺山修○の名作「家出のすすめ」を読み、プチ家出を繰り返すようになった渋谷系の中学生タカコ(仮名)とカヨコ(仮名)の会話が頭を巡った。


タカコ(仮名):最近景気良いよねぇ、
カヨコ(仮名):でも昔バブル経済ってあったらしいよ。
タカコ(仮名):マジ?何それ?何アンタ受験勉強しちゃってんの?
カヨコ(仮名):ってかね、昔バブル経済ってのがあって、日本の景気が未来永劫に続くと思われた時代があったんだって。
タカコ(仮名):へぇ。そんで?
カヨコ(仮名):でね、当時、私たちくらいだった人たちも『景気良いねぇ』って言ってたんだって。
タカコ(仮名):フーン。だから?
カヨコ(仮名):もう、タカコ、ニブだなぁ。だからさぁ、いつまでもこの景気が続くか分かんないって事。
タカコ(仮名):ふぅぅん。
カヨコ(仮名):だからさぁ。今アンタが履いてるケミもいつまで流行るか分からないってこと。
タカコ(仮名):マジ?MAJI??
カヨコ(仮名):そうだよ。(とそこへカリスマっぽい青年が歩いてくるのを見て)うおぉ、超ハクイ青年が歩いてる!!あ、あの人、カリスマ・チーマーの筆者さんだ!!
タカコ(仮名):マジ?MAJI??
カヨコ(仮名):タカコ、そのケミ脱ぎなよ!筆者さんケミ嫌ってるらしいよ!!
タカコ(仮名):マジ?MAJI??
カヨコ(仮名):(タカコがケミを脱いだのを目視確認し)筆者さーん!!(と筆者を呼び止める・・・)



と最近の中学生をバッチリ反映した妄想が続きそうになるのを止め、このケミ子(若いと判断)の顔を拝めるため、足元から舐め回す確認を怠り、筆者の視線は顔までワープする。そこに現れた顔は・・・。









マ、マックさん??




大学時代、同じ劇団で小道具担当のカリスマ職人であったマックさん(仮名。男性)ソックリなのである。ちなみに、マックさんを知らない読者にマクさんの外見の特徴を一言で説明すると、







落ち武者





である。アニメ「ワンピース」のウソップに和服を着せ、ひげを伸ばさせたらマックさんが出来上がる。


そんなマックさん似の女性が迷い込んできた。が、追い返そうとした瞬間、
「もう遅いよー」
「すみませーん。遅刻しちゃってぇぇぇ」
「まぁ取りあえずカンパーイ」
ってな流れになっていたのを見ると、遅刻娘=ケミ子=マク子であることが判明。






筆者の戦略が決まる。







マク子、無視!島谷瞳に集中!!





である。




姉ゴ系&関西弁ということもあり、口が立つ瞳。筆者もカリスマ・コミュニケーションを使用し、周りを笑わせながらも、ガンガンと瞳集中で話していく。



時は直ぐに経過し、あっと言う間に3時間。筆者は当初の戦略通り、島谷瞳に焦点を当てる。その際、周りの雰囲気を崩さない中で瞳に焦点を当てていることを周り及び瞳に知らせる。



お店終了時点、幹事の掛け声で電話番号交換タイム。颯爽と席を立つ筆者。そう、マク子やピグモンなどの電話番号などの交換は時間と携帯のメモリーの無駄!狙いは瞳ただ1人!




携帯電話番号交換タイムが終わるころを見計らってトイレから戻り、瞳に向かって
筆者:あれ、今、何の時間?
瞳:携帯番号交換の時間
筆者:じゃぁ瞳のを教えてよ。着信入れるよ。
瞳:うん。xxx−xxx
筆者:今かけるね。
瞳:メアドは?
筆者:xxx−xxx
瞳:じゃぁ今メール打つね。


と、他を寄せ付けない雰囲気をかもし出す筆者と瞳。




メールでは「瞳です」という狩人魂をそそるメッセージを頂いた。



そう、カリスマ・狩人こと筆者に「今度は二人だけで飲みに行きましょう(ハート)」などの言葉は要らない。萎えるだけ。むしろ可愛い子にはツンケンして欲しいのである。


昔の人は言いました。
「可愛い子は高飛車でいろ」


ハードルは高ければ高いほど良い。落ちそうにないターゲットを落すまでの道のり・・・。それが狩人を奮い立たせる最高のご馳走である(注:決して瞳=筆者に興味がない、と歪んで理解してはいけない)




合コンとは「貴方は私のターゲットですよ」というモーションを如何に相手に届けるか、そして相手から「ハイ、分かりました。私にとっても貴方はターゲットですよ/私にとっては貴方はターゲットではないんです」という返事を貰うかのゲームである。


上記では、ギャグは提供し、周りの雰囲気を壊すようなことはしない中で、筆者は「周りに気付かれるリスクを背負ってもよい」という戦略を取り、個人攻撃。その結果、相手から好意的レスポンスを貰ったと言う流れである(注:瞳からのレスポンスは筆者のカリスマ・狩人という性癖を120%反映した超好意的なものであることを理解していただきたい)。



さて、どこかの電車会社よろしく、色々脱線したので、筆者のブログ読者へ本日のGコンの極意で学んだことを振り返りたいと思う。
①合コンにおいて遅刻はご法度。自称イケメンという羞恥プレイに追いやられる
②一昔前のファッションはアラヌ妄想を抱かせるため、NG
③モテ男は参加メンバーを見た瞬間にゲームプランを決める。
④狩人は狩るまでの道のりを楽しむ。



モテ男とはこのようなことを考えて合コンに参加している。

が、筆者の別カテゴリーである「ドクトル系」を読んでいただければわかってもらえるが、相手の手はずさえ分かればこっちのもんである。是非ともモテ男をターゲットにし、ドクトル系を参考にし、合コンに乗り込んでいってもらいたいと思う。


筆者の瞳への攻略法とその後はまたいつか報告することを期待して



一時閉幕。。。