1周年

「天よ!空よ!雨を降らしたまえ!!」



世界を股にかけるカリスマ・レインメーカーこと筆者が1999年12月のクリスマスに舞台上で叫んだ言葉であった。






それから約6年が経過した10月10日〜11日、カリスマは空を睨んでいた。





筆者の友人でありカリスマSEことピトシ君(仮名)が結婚1周年を向かえ、自分のブログ上にスイートでメローなトーンの日記を掲載した日から1ヶ月が経過した10月11日。遂に筆者も結婚1周年を迎えてしまった。





ちなみにカリスマSEのブログを紹介すると、彼のブログを筆者の取り巻きこと学者が分析するに、「ピトシ君は多分マニアックだよね・・・」とのこと。ピトシ君のブログにはマニアには溜まらない歯の矯正ネタや電化製品ネタなどが豊富で、歯の矯正した女性好き(略して矯フェチ)にとっては、股間がビクンビクンするような一品なのであろう。




ちなみにカリスマSE2号こと「チビ(仮名)」は文才があるにもかかわらず、既にブログを投げ出している感がある。熱しやすく冷めやすい彼女の恋愛感は、ブログにも反映されている。しかし、彼女は鮭のように自分が育った川に戻る性癖があるため、思い出した頃に返ってくるのであろう。チビのブログへのトラックバックはコチラ







さて、ピトシ君やチビにこれ以上コビ売っても何も返ってこないので、筆者の1周年を妻と呼ばれる女性が怒らない限り、レビューしようと思う。ちなみに、仮にこの日の日記が消えていたら、それは「妻と呼ばれる女性がこのブログを発見し、筆者を訴えた」と理解していただきたい(既にブログを発見次第訴えると豪語している)。









さて、1周年。筆者と妻と呼ばれる女性、そして愛犬は、プチ旅行に出かけることになった。行き先は神戸地区から車で90分で行ける、陸の孤島。なぜならば、犬も泊まれるペンションを妻と呼ばれる女性が発見し、「どうしても言ってみたい」とカリスマ的な筋肉を持つ筆者の右手にぶら下がったからである(ちなみにカリスマ的な筋肉は右手であり、左手ではない。右手は少年時代からのパートナーであるため、必然的に鍛え上げられてしまったのだ)。宿泊先の条件は夕食&ドックラン付きでお値段1人1泊1万円。これを安いと思うか高いと思うかは読者にお任せするが、筆者はプチ・ブルジョワなので、安いと判断。






10日。神戸を12時頃出発。暗雲が既に空を覆っている。途中のインターにてタバコ休憩(愛犬も乗車しているので社内は禁煙)。ポツポツ・・・ドバァァァァ!!と降り始める雨。







「ぐぬおぉぉぉっ!天よ、空よ!何故今になって雨を降らすっ!?」
カリスマは空に向かって叫びだした(冒頭の言葉)。それもそのはず、ドッグラン=リードナシで飼い犬を放牧出来る場所=タバコを吸いながら飼い犬を見物できる場所=飼い犬が野生に帰れる場所
であるにもかかわらず、雨=飼い犬が水浸し=旅館に迷惑-→そらあかんやろ、となってしまうからだ。








宿に到着。午後2時。チェックインも出来なければドッグランも参加できない。取りあえず島内をドライビン。












・・・何も見るものがナイ。さすが陸の孤島。イケテナイ。










5時。宿に帰宅し、チェックイン。何匹かの子犬が出迎えに上がる。オス犬は全匹マナーベルトなるものを着用している。










マナーベルトとは、リストバンドみたいなもので、オス犬の股間を隠し、①性行為を止める、②うれション防止(嬉しいとき、興奮したとき、チビル傾向を持つ犬がいる)目的を持つベルト。
このマナーベルトなるものの存在を知らなかった筆者。そして、そこに待ち受ける衝撃のシーンも・・・。











筆者も今回の旅行で他の犬オーナーと話し、始めて知ったのだが、①メス犬は生理中のみ受精する、②生理中に特別なホルモン(=ニオイ)を出し、オス犬を誘惑する、③生理は半年に1回、④2回目の生理から受精可能(=初潮時は妊娠不可能)、⑤メス犬は生理時以外の性行為を嫌う、⑥犬の生理期間は約2週間。受精期間はその中の2-3日、
とのこと。













ちなみにウチの愛犬は2歳のオス犬。人間にすると16歳。要するにサル。頭の中はHなことしか考えていない男の子である。













そんなウチの愛犬の目の前を1匹のメス犬(3歳、ダックスフンド)が通り過ぎる。どうやら山の飼い犬らしい。










バイィィィィン!!






とアリエナイ音を発し、ウチの愛犬の目がハート型に飛び出す(いやマジで)。そう、奴は一目惚れに落ちたらしい。











「ねぇ、あの子生理中かも・・・?」
と妻と呼ばれる女性が筆者に対して語りかける。












既にサルと化した我が愛犬は、彼女目掛けてまっしぐら。ニオイをかぎあった瞬間、
「ガバっ!!」
と後ろに乗り、奴のJrが今まで見たことないくらいに肥大化している。



「おいっ!」
と筆者は駆け寄り、取りあえず愛犬のサル行為を止める。君は行き摺りの女でチェリーを喪失してしまうのかい?と。そんなのまるで、一昔前の筆降ろし儀式じゃないか・・・と。






初めての体験。。。それは甘くて切なく、スイートなのにどこかビターでなければいけない(引用BYチェリーハンターK)。


そんなこんなで夜は更けて行く・・・。





次号、10月11日、結婚1周年のイベント&我が愛犬の童貞喪失??についてレポートする!(かも・・・)


一時閉幕。。。