ゴチバトルの極意①

世界を股にかけるカリスマ・Gプレイヤーこと筆者の電話が鳴った。

トルットルルルル♪(CTUの電話の音)
「筆者?今日ゴチやろうぜぇ」







本日も血祭りに上げられたい若者からの挑戦を受けてしまった。と言うことで、
本日はGの極意は「ゴチバトルの極意」を紹介したいと思う。




読者の方にはゴチバトルとは何か?を説明しなければならない。
ゴチバトルとは99のTV番組のコーナーで、有名人が数名集まり、超有名レストランで設定金額に近くなるように値段を伏せたメニューから料理を数品選び、設定金額に一番遠い人がそのレストランでの全食事代(TVだと30万近いときがある)を全部出すシステム。





世界を股にかけるカリスマの取り巻きどもは、ブッチギリのパンピーなので、そこまで設定を高くすることが出来ない。そして賭博行為は違反のため行なわない。



そこで、賭博行為にならない程度の気分だけゴチバトルのゲームを展開している。



具体的には、仲間内で開催する地方遠征系のゴルフ大会の優勝者にMCの権利を贈呈し、それ以外の参加者の設定を4000点(除く飲み物)とする(ちなみに左記の「点」とは貨幣ではないので、ギャンブルではないことを重ねてお伝えしておく)。

MCはお店を選び、お店にお願いして値札を全部隠す。そして参加者を個室に入れ、そこでゲームを開始するのだ。MCは飲み物を含め5000点までは飲み食いでき、それ以上は自腹となる。

参加人数にもよるが、一番遠い人が全体の7割、2番目に遠い人が全体の3割をホテンするゲームである(ちなみに貨幣ではないので賭博行為ではない)。参加者は筆者=カリスマ、その他=ブッチギリのパンピーであるため、パンピーどもは筆者に対して「負ける」ことを期待している。筆者としても富の再分布を目的とするときもあるため、ワザと負けなければならないときもアル。


まぁいわゆるスリルとサスペンスで参加する女性達のサキッポはビンビンになり、だらしない男性陣のサキッポは大洪水状態になるゲームである。




さて、そんな中、筆者のゴチバトルの勝敗は


4戦中(@北海道すし屋、熊本馬刺し屋、白浜海鮮や、沖縄地元料理屋)において
3勝0敗1司会

である。
ちなみにゴチメンバーからは、「筆者2敗(@北海道と白浜)してるじゃん!」という話になるかもしれないが、本気を出してしまった北海道のときは「設定に1番近い人間が負け」というわけのわからないルールであり、誤差10円でブッチギリのニアピンだったため、北海道は負けでない。また、白浜では、皆が金欠のときに行なったので、わざと負けた(というか負けなければならない雰囲気であった)ことを明記しておく。




さて、このゴチバトル。司会が楽しいのは当たり前だが、それ以上に参加メンバーとして楽しむことをお勧めする。そしてそこには必勝法方があるのである。それが本日の「Gの極意:ゴチバトルの極意」なのである。


それでは、今週末に行なったゴチバトルのレポートをかねて
いざ開幕。。。



ゴチバトルとは所詮、相対比較の問題。誰かと比較し、設定に近ければ勝ち抜けできるため、どうしても対決相手のプロファイリングをしなければならない。そこで登場人物をサッと紹介しよう:


サマー(女性):京都人らしく、とにかく腹黒く、真綿で首を締めるようなもの言いが得意技。人の弱点を誉め殺していく口撃を武器に、今日も辛口トークを炸裂する。


ナナコ(女性):彼氏いない暦が10年を越え、最近の流行は妄想壁。自称「山○優」似。でも雨上が○決死隊の宮○に似ていると噂される。


マッスル(男):熟年の紳士なのに、脳みそが筋肉の塊なので、若手のゲームにも喜んで参加する。筆者のゴルフの師匠だが、すでにゴルフの腕では筆者に抜かれている。酔うと凶暴化する傾向アリ。


ワリオ(男):学者と並ぶ無駄な雑学博識を用いて、人生において使えない学説・理論を次々と編み出す。目下の学説は「美乳を服の上から瞬時に判別する方法」。酒に飲まれる傾向アリ。


学者(男):既に説明が不要になりつつある筆者のブログの常連キャラ。人生において使えない学説を作り出す変態。酒に飲まれる習性があるため、酒を飲ませば負けること間違いなし。


チェロ(男):魅惑のチェロプレーヤーで甘いトークが持ち主。「えっ?何でこんなに胸板が厚いかって?・・・君を想う気持ちで一杯だからさ」と甘いトークでデブを正当化する。大食漢のため、とにかく食べる。


カメラ(男):カメラ小僧で人が食べている様を次々と激写する。写した写真で何をしているのかは神のみぞ知る。若ハゲ気味のため、カメラのフラッシュを反射するオデコがチャーミング。


筆者(男):世界を股にかけるカリスマ・Gプレーヤー。マルチプレーヤーとして知られているため、場の雰囲気を見て何でもソツなくこなしてしまう男。少食のため、設定に近づけるには高級品の注文が必須でリスク高まる!?



さて、このパンピーが考えるゴチバトルの極意を先にご説明しよう。それは:ドボンの人間よりも若干低い値段で食べまくること、である。

一番わかり易い例を紹介しよう。
すし屋でのゴチバトル。明らかに飛ばし気味のA君とB君はドボン間違いない。A君は飛ばしすぎでビリ確定とする。B君は若干飛ばし気味のため、設定より1割くらい上回る程度でドボン。パンピーC君は偶然B君と食べ物の好みが一緒とする。
そこでC君はB君のスリップストリームに入り、気づかれないように同じ物を注文し始める(順番を変えるなどの工夫が必要)。B君は大トロを注文した。そこで大トロを注文せず、中トロを注文する。あとは同じメニューを注文し始め、B君より若干安い注文でまとめることで、かなり美味しいポジションを築く。



が、これは間違った極意である。なぜならば、





純粋にゴチバトルを楽しんでいない




からである。ブッチギリのスリルとサスペンス、それがスパイスとなり料理を通常以上に楽しませてくれる。それがゴチバトルゴチバトルたる由縁。よって、こんなチョボイ極意は極意ではない。




では、次号にて、カリスマが行なう、真のゴチバトルの極意を実践と共に紹介したいと思う。



一時閉幕。。。