筆者オーナー⑥オーナー復活編

「高原!!高原を呼んで来い!」
世界を股にかけるカリスマ・オーナーこと筆者オーナーは金髪秘書サラに向かい、戦国武将のように怒鳴り散らしていた。

ちなみに本日のお話し、PS2のソフト「サッカーチームを作ろう‘04」(略してサカつく)にまつわるお話しのため、その事情を知っていると面白いかもしれないが、知らない人でも何とか笑えるようにしたいが無理であった(と自己反省)。そのために予備知識のコーナーおよび呼び飛ばし可のコーナーを用意した。


これまでのサカツク系の主役、「筆者オーナー」シリーズも6回目を迎えることになった。そのため、10月28日号から6回に渡る超大作(手抜き作とも言う)が作り出されたがこのシリーズも今回を持って、一時の閉幕を迎える。


もちろん、本日の主役は、巷の読者の中で大人気のキャラクターこと、筆者オーナーである。本日は、彼に華々しくスポットライトを当ててみたいと思う。

予備知識のコーナー
チーム名:キッズ神戸
ビジョン:『神戸および世界の子どもに夢を与えること』
マスコミ・サポーター用スローガン:『頑張ろうぜ!神戸』
チーム内スローガン:『いつでも成長・いつでも反省』
原則:
選択と集中の原理に基づく投資展開。
②神戸の子どもを起点とした活動。
戦略:キッズ神戸を日本のレアルマドリッド(あるいは読売巨○軍)となる。
戦術:
①選手・監督・スタッフの完膚なきまでの高い満足度とその維持(満足度が高い奴ほどパフォーマンスが高いと想定)
②地域へのボランティア活動の義務化。
③その他サポーターへの献身的な活動。

キッズ神戸の現状(55年目)。オーナー:筆者。
監督:高原。資金:3600億円。施設:フルコンプリート。留学先:ドーハ以外の良いところ。

チームのフォーメーションコンボはマジックマーシャル、3−5−2DVのサイドアタック.要するにこんなフォーメーション:
     FW  FW

SMF   OMF SMF

   DMF DMF

 CDC   CDF  CDF

       GK
 


FW(フォワード)
河本鬼(日本が誇る世界のストライカー。3回目の蘇生)37(神)エースストライカー(鬼)
大久保(最近外国に移籍した難波のストライカー)27歳(神)ストライカー、スタメン(東)
フリードリッヒ(連携抜群のポストプレーヤー)37歳(神)ハイタワー、スタメン(萩)
柳沢(カリスマSEに似ているチャンスメーカー)30歳(世界レベル)チャンスメーカー、スタメン(東)
勝浦(ゲームオリジナルキャラ)22歳(十分)ポストプレーヤー。控え。性格と連携に難アリ(高梨)
エレ(サッカーの神様ペレ)24歳(屈指)ファンタジスタ、(56年目2月に留学追放予定)(萩)
浦和九(ゲームオリジナルキャラ)18歳(充分)ストライカー。遊びで獲得(東)

OMF(オフェンシブミッドフィルダー
中田ヒデ(日本のサッカーを変えた男)29歳(屈指)トップ下、スタメン(右ウィングとして使用)(鬼)
グラーフ(オランダの天才。3回目の獲得)24歳(屈指)セカンドストライカー(56年目2月に留学追放予定)(鬼)

SMF(サイドミッドフィルダー
立浪(ゲームオリジナルの右サイド)32歳(屈指)アタッカー、控え(成長が止まった)(萩)
ギグス(左のウィング)33歳(神)エストレーモ、ブッチギリのスタメン(サントス蘇生待ち)(御)


DMF(ディフェンシブミッドフィルダー
与田(ゲームオリジナル)29歳(屈指)ダイナモ、控え、クビ候補(御)
戸田(ファール多そうなミッドフィルダー)31歳(神)ダイナモ、スタメン(御)
小野伸二(ハ○スのカレー大好き)40歳(神)レジスタ、控え(引退待ち)(萩)
源(プリンス・源)35歳(屈指)レジスタ、控え(名波のサブ、つなぎ)(阿見
名波(連携が悪いMF)21歳(十分)レジスタ、スタメン(鬼)


CDF(セントラルディフェンダー
バウアー(ドイツが生んだ皇帝。3回目の蘇生ゲッチュ)24歳(屈指)リベロ、スタメン(鬼)
宮本(バットマン、もしくはSM大王)32歳(神)ラインDF、スタメン(鬼)
森岡(Jリーガー)34歳(神)フィード、スタメン(鬼)
中田浩二(トルシェ大好き、ディフェンダーにコンバート)28歳(神)ボランチ、控え(東)
遠藤(Jリーガー。無理やりディフェンダーにコンバート)25歳(留学中)(東)
中西(知名度ゼロのJリーガーだが連携優)23歳、ベンチで控えてろ(萩)


GK(ゴールキーパー
楢崎(日本のゴールの守護神)26歳(屈指)攻撃的、スタメン(東)
横村(ゲームオリジナルキャラ)30歳(十分)オーソドックス、控え(給料安い)(東)
三神(オリジナル?)27歳(屈指)オーソドックス。クビ候補(萩)
合計25名(外人枠5枠)。

(以上読み飛ばし部分終了)

ながーい前振りが終わったところで、いざ開幕。。。





「オーナー!お呼びだ、と聞きましたが?」
エースストライカーの座を河本鬼に譲り、引退してからキッズ神戸の監督を続ける高原監督がオーナー室に入ってきた。


「高原!我が側近よ!よく来てくれた!」
「オーナー・・・。戦国時代の小説を読むすぎですよ・・・。」
「ふむ。さすが高原、私のことを良く分かっているな。ならば、今回呼び出した理由は分かるか?」
「いや、そこまで出来たらエスパーですよ」
「ふん・・・。実はな、今後のキッズについて考えたんだ」
「オーナーはそれでなくても(他のビジネス経営などで)忙しいのに、いつもキッズのことを考えてくれていますね。ありがとうございます」
「おべんちゃらはイラヌ!」
「は、はい・・・」










「高原、お前いくつになる?」
「今年で51歳、キッズの監督になって11年が経ちます」
「お前のおかげで、夢のフォーメーションコンボ、マジックマーシャルが実現できた。そして、毎年の風物詩となりつつある世界ランキング1位、Jリーグ完全優勝など何から何まで実現できている。この点については、感謝したいと思う」
「何を改まって・・・。逆に照れちゃいますよ!」
「『逆に』の使い方がなってないっ!!お前、もう少し日本語覚えた方が良いぞ」
「は、ハイ・・・」









「それで、だ。私が考えたことはと言うとだな(とタバコに火をつけるオーナー)」
「オーナー。ここは禁煙じゃ・・・?」
「誰がそんなこと決めた?あのメリケン娘か?いいか、高原。ここでは私がルールだ。本日よりここは喫煙OKとなった。・・・いいな?」
「は、はい」
「で、だ。私は今後10年のキッズを考えた・・・」
と目を閉じるオーナー。








「高原、ここでお別れだ」
「へっ?リストラ、ってことですか?」









「・・・まぁ聞け。まず、マジックマーシャル(以後MM)と別れを告げようと思っている」
「MMと??なぜ?」
「いいか。MM成立条件を考えると、高原監督、エースストライカー(鬼37歳もしくは大久保27歳)、ハイタワー(フリードリッヒ37歳もしくは勝浦22歳)、エストレーモ(ギグス31歳)、チャンスメーカー(柳沢30歳)、レジスタ小野伸二40歳、源35歳、もしくは名波21歳)、ダイナモ(戸田30歳もしくは与田26歳)。そして右サイド適性を持つ人材(立浪31歳もしくはヒデ29歳)となっている。」
「ええ。私も引退まであと9年。次の契約まであと2年ありますので、この先2年間はMMは成立し続けますよね?」
「ああ。そして、現在スカウト陣でギグスの後釜としてガンジャ19歳(右ウィング)の交渉中。彼は右適性のウィングのため、全メンバーの左右を入れ替えの必要があるが、MMの継続は可能だ。その他ドイツが誇る世界のポストことルンゲとフランスが誇る世界のチャンスメーカーことデュキャナンの転生を待っている。これらも固有スカウト陣がそれぞれの国で探している最中だ。ダイナモには服部23歳が転生しているし、稲本が転生してきたところを捕まえても良い。また、サントス(左ウィング)が転生すれば、ガンジャを取らなくてもOKだ。」
「つまりMM継続に重要なポジションであるポスト、ウィング、チャンスメーカー、ダイナモは全て転生次第でMMは継続可能ですよね?一体、なぜMMに別れを告げなければならないのですか??」
「うつけが!!」









オーナーは高原に向かい、タバコを投げ捨てた。ヒラリと身をかわす監督。・・・読みどおりだ。










「いいか、高原。仮に転生待ちの人材が今年20歳で手に入ったとしよう。もちろん、チームとしてはウハウハだ。だが、しかし」
「ええ」
「・・・彼らが30歳になったとき、つまり選手として脂が乗り始めたとき、MMは実現するのか?」
「あ・・・。」









高原の顔が蒼白になる。









「分かったか、うつけが!」
「え、ええ。」
「MMはお前がいなければ成立しないではないかっ!しかし、その頃にはお前は60歳。引退の年ではないかっ!」
「はい・・・」
「彼らはどうなる!脂が乗っているときに路頭に彷徨うことになるではないかっ!!」
「え、ええ。」
「お前のTruthはそんなもんか!?違うだろうが!」
「はい・・・」









がっくりうな垂れる高原。そんな高原を尻目に、オーナーは2本目のタバコに火をつける。









「ちっ、煙が目にしみていけねぇぜ」







とオーナーは、やがて来る高原との別れが寂しいのか、目から涙を流しながらぼやいている。
















「つまり、だ。高原。MMとはお別れだ」
「はい・・・」
「そしてそれに伴い、お前にもお別れを告げなければならない」
「ハイ。」
「しかし、お前と別れを告げる前に、お前にはして欲しい仕事がいくつかアル!」
「ハイっ!!」








「プランは2つだ。仮にAプランとBプランとする」
「ハイっ!」
「プランAは単純だ。お前が引退するまでMMを継続する。そのための構成を練っていく。条件は単純。ポスト、チャンスメーカー、ウィング、ダイナモの獲得だ」
「ハイっ!」
「ターゲットは5名。ルンゲ(ポスト)、デュキャナン(チャンス)、サントス(ウィング)、ガンジャ(ウィング)、服部(ダイナモ)だ!!ルンゲとデュキャとサントスは転生待ち、サントスが転生しなければガンジャを獲得しにいく。服部もさっさと獲得してしまえ!」
「はいっ!2つ聞いても良いですか?」
「何だ?」
「現在選手が25名、つまりチームが契約できる最大人数となっています。仮に4名、もしくは5名を獲得したときの交代要員は誰にすればいいでしょうか?また、チームに外国人は最大5名まで。現在、ギグス、フリードリッヒ、バウアー、グラーフ、エレと5名いますが、誰と交代すれば良いでしょうか?」
「ふん。いい質問だ。その答えはBプランの後に話した方が良いからシバシ待て。」
「分かりました」











オーナーは3本目のタバコに火をつける。













「次にBプランの話をする。これも非常に簡単なプランだ。要するに、世界で最も優秀で最も連携の良いチームを作ることにする!」
「なるほど・・・」
「新規のメンバーは例外を除き、萩原ないし東条タイプのみから選出する!そうすることで現在のチームのメインの連携タイプの萩・東条・鬼タイプとの融合を図っていく!」
「はい。」
「具体的には、だ。GKを2人に絞り、集中的に育てながら後釜を探せ!以前チームで活躍していたアゴなんて良いんじゃないか?。CDFは、中田浩二==>遠藤、森岡==>バウアー、宮本==>中西で行く!遠藤はMFからCDFに無理やりポジションをチェンジしたので、マリノスの松田が入団すればクビにして良い!DMFは小野伸二阿部勇樹(ジェフ)、明神、服部から獲得してこい!左SMFギグス==>デュキャ、もしくは鈴木(萩、アルビレックス新潟)かサントス、右立浪==>ヒデ==>石川、OMF柳沢==>グラーフ==>奥、澤登、藤田、本山、森島、山瀬の誰かと世代交代をしていけばよい!FWはフリードリッヒ==>エレ、鬼==>大久保==>浦和だ!!」
「はい!!となりますと・・・。」
「何だ?」
「確認してもいいですか?」
「しろ!」
「辞めさせて良いメンバーの選出なのですが、GKから1人。CDFは松田の入団次第で遠藤がクビ。DMFは与田・・・ですかね?」
「そうだ!戸田と与田で苦しい限りだが、戸田は30歳ながらも神レベル。戸田を残して、早急に服部をスカウトして来い!」
「SMFとOMFはこのまま、と」
「そうだ!ヒデが左右中央のどのポジションでも使えるため、このままで行けばいい!」
「FWは、カッチャン・・・ですかね?」
「その通りだ。まとめると、GKから1人、与田、カッチャン。そして松田次第で遠藤となる。」
「わかりました。ではGKは誰を・・・」
「聞くまでもないわっ!三神だ!!楢崎入団以来、4億円の年俸と仕事っぷりがマッチしていない」
「わかりました。楢崎中心で行くと、サブには2000万円クラスでいいですよね・・・」








「でも待って下さい。プランAとB。二つあることは分かりましたが、いつ、どのタイミングでプランの方向性を決めるのですか?それと、なぜこのような話をサラさんではなく、2年後には契約を更新しないと言われている私にするんですか?」
「高原・・・。質問は一つずつの方が、お前(のような足りない頭の持ち主)にはいいみたいだぞ。」
「はい。ではプランAとBの判断タイミングはどうすればいいでしょうか?」
「さっきも言ったように、必要なポジションの選手を2年以内にチームに引き込めるか否か、それだけだ!」
「なるほど。外人を除けば、活動は一緒ですものね・・・。外人っ!?そうだ、外人はどうすれば良いですか?例えば、ルンゲとデュキャナンが同時に取れた場合などは?」
「それはケースバイケースだ。時期によって柔軟に対応すればよい。ただし、来年2月にはバウアー、エレ、グラーフを同時に留学に出す!よって、プレーヤーが不足する、なんてことが無い様にしろ!」
「ハイっ!」











「次に、なぜサラさんではなく、私に話すのでしょう?」
「サラは最近、身内で不幸が起きた。正直言って、米国に帰してあげた方がいいのかもしれない。よって、将来のプランの良き相談役は君にしてもらいたかったのだ。これはサラを非難しているわけではなく、サラのためを思っての行動、と理解してくれ」
「わかりました。最後に、私は解雇後、どうなるのでしょう?」










オーナーは4本目のタバコに火をつけた。











「高原、まず『解雇』ではないことを理解して欲しい。これは戦略だ。」
「戦略・・・。」
「フリードリッヒと鬼の引退後、チームのFWは、エレ、大久保、柳沢、浦和、(ルンゲ)となる。正直、浦和は遊びで獲得しただけだ。期待はゼロ。ってかいつかクビにするだろう。柳沢はベテランとなっており、場合によってはOMFをするかもしれない。中心はエレ・大久保の2名だ。よって、今から見たら次次世代、その時点での次世代のエースが必要になってくる」
「エース・・・」
「分かるか?先ほどタバコを投げつけたときのお前の身のこなし、見事であった。お前のDNAは監督ではなく、選手としてもう一度、あのフィールドに立ちたいと叫んでいるんだ。・・・そうだろう?」
「フィールド・・・」
「監督を戦略的に辞めた後、直ぐに転生してくれないか。ジュビロにはゴン中山が19歳で転生している。彼と、今後転生するであろう伸二、転生待ちの稲本、サントス、俊介、もう一度転生してくるであろうヒデ・・・。夢の舞台で戦った仲間たちともう一度、キッズのフィールドに立ちたくはないか・・?お前にはその資格と素質がある。その姿をもう一度、私の胸の記憶に焼き付けてはくれないか??
「オーナー・・・」
「私はいつまでもココで待っている。老体に鞭を打ってでも、このチームの経営を行なっている。だから一刻も早く、現役に転生してきてくれたまえ・・・。」
「オーナー・・・。俺・・・。」














と高原は目に涙を浮かべながら、オーナーの手を握り締める。












「俺・・・、一度正面から貴方に言いたかったんだ。『アリガトウ』って。サッカー馬鹿だった俺にエースの座ばかりか、監督の座を与えてくれて・・・。しかもそんな俺を信頼してくれて、11年間も監督業に専念させてくれて・・・。本当にアリガトウ。いえ、ありがとうございますっ!!」
「高原・・・。何だか煙が目にしみるなぁ」











とオーナーはタバコの火を消した。











「高原、私は湿っぽいのは嫌いだよ。サッカーはあくまでプロとプロの意地とプライドと実力のぶつかり合いのスポーツだ。そんな戦場に、涙はいらない。必要なのは熱いハート。そして共通の夢とスローガンだ。」














オーナーと高原監督はオーナー室の壁に貼ってある社内ポスターを見る。
そこには今までキッズ神戸を支えてきた偉大な選手達の写真。そしてその中央に書いてある言葉。










ビジョン:『神戸および世界の子どもに夢を与えること』
チーム内スローガン:『いつでも成長・いつでも反省』











「・・・オーナー。俺、夢を達成するためにも、フィールドに行って来ます!」
「あぁ。悪かったな、高原。呼び出して」
「いえ!それでは、失礼します」







颯爽と部屋を出て行く高原。











見送る筆者オーナーをカメラは映し出し、フェードアウトしていく。。。











エンドロールが流れる画面。
が、オーナーのポケットからある物が落ちた。











コロッ♪













それは目薬であった。「煙」のせいにし、涙ぐんでいたオーナーの眼差しが徐々にいつもの鋭い眼光に変わって行く。















マイクがコッソリとオーナーの呟いている声を拾う。












「河本鬼め!何で19億円も年俸をモラッとんじゃ、ボケがぁ。今じゃ大久保にポジション奪われたクセによぉ。19億円はアレか?ベンチを暖めるヒーター代か?・・・ボケがぁ」









「立浪め!いつまで経っても屈指レベルでいやがって・・・。お前みたいな奴、ホンマ使い物にならへん。しかも年俸6億5千万じゃとぉ?この角刈りがぁ。散髪代ケチってどうするつもりなんじゃ、角刈りがぁ」












「勝浦め!所詮、お前はルンゲが見つからなかったときのツナギなんじゃ、ダボがぁ。つなぎのくせして連携&性格悪いってどないなやっちゃ。・・・お前なんかパン粉以下じゃ、ダボがぁ」













「与田め!所詮お前は、戸田が使えなかったときのバックアップでしかないんじゃ。なのに、やれ試合に出せ?起用に不満?金よこせ?出せるか、アホがぁ。神にならないお前なぞ抑えでしかないんじゃぁ、アホがぁ」











「サラめ!アイたんに変わるキャラかと思えば、中国系の日本語を喋りよって・・・。金髪美女?所詮、メリケンのメス犬でしかねぇじゃねぇかぁ。デブは死刑、これ昔からの決まりじゃろぉがぁ。」












「高原め!サル面しやがって、この先20年はMM行けるぜ、と思ったら大間違いじゃねぇか!転生しても取るわけねぇだろうがぁ。サルめが!サル山でえらそうにしてればいいんだよ、そう、フィールドというサル山でなぁ!」











カメラは不機嫌そうに、しかしおいしそうに煙を吐き出すオーナーを遠めに映しながら、


一時閉幕。。。