両立できない物

「筆者さん、俺、両立しないと思うんですよ・・・。」


筆者の取り巻きの一人、甘い言葉ジャンキー兼魅惑のチェロプレーヤーこと「チェロ」が不意に溢した言葉である。
彼の言葉。それは正に筆者にとって転変地位でしかなかった。そう、その言葉は、









美女と巨乳は両立しない










であった。

世の中の男性にとって、なんという盲点。もしかしたら、気づいていたかもしれないが、言葉に出せなかった禁断の果実。恐ろしい現実。目を合わせたら石になってしまう目線。


それ位、恐ろしい事実である。そんな男性陣を救うべく、世界を股にかけるカリスマ・伝道師こと筆者は立ち上がった。


青年たちよ、夢を抱け!

と。両立しない事実、それが美女と巨乳。
しかし、ガッカリするな、と。俺が教えてやる、と。






まず、結論から言おう。美女と巨乳。これは両立はシナイ。申し訳ないが、両立は出来ない。






科学的に説明しよう。


美女の条件は様々だが、往々にして「アゴが凛としている」ことは必須条件である。
アゴのラインがボテっとしている女性は美女とは呼べない(可愛いとは呼ばれる可能性が残されている)。





さて、重力をGとする。
大きい乳を持つ人の乳にかかる総Gを100とし、小さい乳持ちの総Gを10とする。
計算を簡単にするために、乳がアゴにかかるGを一定とし、乳のGの10%の影響を受けるとする。


つまり、
大乳保有者が乳の影響でアゴにかかる総G=10
小乳保有者が乳の影響でアゴにかかる総G=1
となる。



よって、大乳保有者は、乳のみならず、顔もが下に引っ張られるのだ。
自らの周りを見て欲しい。こういう仮説はまとめられないか?




大乳保有者は頬やアゴが弛んでいる。
大乳保有者は2重アゴ
大乳保有者はエラが張っている。

と。



卵とニワトリの論争かもしれない、が、
デブだから2重アゴで大乳保有者、
なのか、
大乳保有者だからデブで2重アゴ
なのか。




それは神のみぞ知る物語。




さて、解説したからと言って、世の中の男性はハッピーにならない。
なので、世の中の男性をモチベートしよう。


まず、両立しないのだから、大乳保有者か美人か、どちらかを選んでほしい。




大乳保有者を選んだ人へ。
世の中の男性は巨乳好きだ。
だが、そんな男性は決まって






巨乳とぷれいしたことがない







のである。
説明しよう。





要するに、無いものネダリなのである。
したことがないからしてみたい。だからそれをスキと感じてしまう。
たったのそれだけである。






乳は所詮脂肪の塊
石鹸の原材料





なのである。だからここに価値を置くこと自体が間違っているのである。






美人を選んだ人へ。
見る目がある!
確かに古今東西、美人は素敵だ。
KOタンにしろシカリ。AIタンにしろ、AIKOたんにしろ、MIKIタンにせよ、最高である。



が、しかし。




美人も所詮、神が授けたものである。
DNAの継承劇でしかないのである。
ブッチャケタ話、美人は3日で価値を無くす。




よって、ここに価値を置くことも間違っているのである。




ではどこに価値を置けばいいのであろうか?









中身じゃん?







・・・多分。




否定することは得意だが、モチベートすることを苦手とするカリスマのぼやきを尻目に



一時閉幕。。。