ネタバレアリ!「ゼシカが仲間に入ったぞ!」編

「よろしくお願いしまーす!!」
胸をタワワに揺らしながらゼシカは仲間入りを表明した。





ちなみに本日のお話し、PS2のソフト「ドラゴンクエスト8」(略してドラクエ8)にまつわるお話しのため、その事情を知っているマニアには面白いかもしれないが、知らない人はいつも通りスルーしていただきたい。マニアの方には「読み飛ばし可」コーナーを用意した。








以下読み飛ばし可コーナー(12月9日号のコピペ)

ヨミトバシヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノヨミトバシ
ハジマルヨヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノハジマッタ

ゲームの縛り:(あ)ゲームクリア、あるいは「質の高い創作系」が完成するまで続く。(い)ゲームを楽しむ(スピードクリアなどを狙わない)、(う)主人公をハチ公と名づけ、何があってもハチ公を殺さない。

基本情報:
本日の登場人物:
ハチ公:剣の使い手の勇者系。ドラクエシリーズとしては久しぶりの、頼もしそうな主人公。
ゼシカ:気の強そうなお嬢様キャラ。魔法使い系で、ムチも装備可。ボインボインの姉ちゃん。
ヤンガス:戦士・山賊系。盗賊系の特技も使える。攻撃力が強そうな風体で破壊力のある大きな武器の装備可能。ハチ公を師と慕う。
トロデ:自ら「王」と称す、緑色の化け物系キャラ。見た目は人間にも近い感じで、一応仲間キャラ。ただしトロデは戦闘には直接参加しない。(通常の戦闘はハチ公・ゼシカククールヤンガスの4人)。
トーボ:ハチ公のポケットにいるネズミ。
ボルグ:リーザス村の自称「自衛団」。戦闘能力ゼロだが、リーザス塔への入り方を知っている少年。
義理ママン:ゼシカの母親。
イカお化け:船の出港を邪魔するモンスター。

本日使用する呪文:
リレミト:塔や洞窟のどこにいても一瞬にして入り口まで戻れる呪文。脱出の時便利。
ルーラ:一度行った町へ瞬時に戻れる呪文。ドラクエの中で現実化して欲しい呪文ランクNo.1
ホイミ:体力をプチ回復してくれる呪文。















今回の冒険のサマリー:
リーザス村にてゼシカの脱走を知った俺らはボルグとリーザス像の塔にてリーザス像の秘密を知る。その後、ゼシカを仲間に引き入れるため、ボルトリンクという港町に向かい、船を手に入れ、海の怪物を倒す。その後、ゼシカが仲間入りし、錬金術が可能となる。


以上、読み飛ばしコーナー終了。



















「お兄ちゃん、コッチだよ!」
「あぁ、分かっている。ボルグ、お前は勇敢だな。これだけ化け物が多い中で、やるじゃねぇか。だがな、ボルグ。無理はすんなよ。俺らに戦いは任せておけよ」
「うんっ」
「おいっヤンガス!」
「ヘィ!」
「先を歩け!」
「ヘィ・・・っ!?まさか、兄貴・・・?」
「おぅ!オレは防御で行くぜ!」
「マジッスカ・・・?」














そう、オレは、あるカリスマから絶対的な命令を受けていた。
「死ぬな」と。
「何が起きても死ぬな」と。
「優先順位のトップはお前が死なないことだ」と。












よって塔や洞窟のような、「死にそうになったら宿屋に逃げ込む」ことが困難な場所での冒険は極力避けるようになっている。

















ちなみに、「男に二言はナイ!」と豪語するカリスマは、今回の縛りで仮にオレが死んだ場合、
「DQ8を封印する」
と豪語しているので、本格的に死んではならない。










「兄貴、く、暗いっすね・・・」
「そうだな・・・」
リーザス塔に入った俺らは余りの暗さに目が眩んだ。













「兄貴、敵ッス!」
「おうよ・・・!防御っ!!」
「またッスカ・・・」
といったヤリトリが進み、リーザス塔をクリアした俺ら。どうやらゼシカの兄はドルマゲス(今回の悪者)にぶっ殺されたらしい。やり切れずその場で崩れるゼシカ













「兄貴・・・。今チャンスじゃナイッスか。『弱みにつけこむ』絶好のチャンスっすよ。」
「分かっている。・・・が、ヤンガス
「ヘイっ!アレッすね?」
ヤンガスは先走ってオレにゴムを手渡した。











「バッキャロゥ!誰がこんなモンスターがウヨウヨする中でヤルんだ、ボケっ!」
「お・・・。確かに。」
「納得するなら言うんじゃネェ!・・・で、だ。こういうときはそっとしておいてやるのが男気ってもんだ」
「なるほど・・・」
「行くぞ、ヤンガス!」
「ヘイっ!・・・って、兄貴!こんなところに女を置き去りにするんすか?」
「バッキャロゥ!ここまで1人で来れたんだ!一人で帰れるに違いネェ!四の五を言わずついて来い!・・・リレミト!」
俺らは塔を後にした。













「で、どうすんすか、兄貴?」
「良いか、ヤンガス。耳をかっぽじってよーく聞け。多分彼女は俺らの仲間になるであろう。よって、今後の宿泊は俺らと彼女だ。・・・分かるか?」
「へいっ!アッシがベットをひとつ。兄貴と姉さんが一つッスネ?」
「違わい!!どこのボケが男2人、女1人で部屋を共有するんだ?」
「ってことは兄貴とアッシ?」
「違うわ!」
オレは普段の戦闘では見せられない(防御してるからね)回し蹴りを喰らわせた。
「お前はトロデと馬車の中。オレがゼシカとムフフフフ、だ!!!」
「なるほど・・・。と言うことは、今夜が兄貴とアッシのラストナイトやんすね?」
「分かったか?ブッチャケ、お前との同じ部屋での宿泊が名残惜しい(兄貴・・・と涙ぐむヤンガス)。だから直ぐにでも寝るんだ!・・・ルーラ!!」
と俺らはリーザス村へと向かった。













もちろん、明日からのムフフフフに備えるため、一刻も早く寝たかっただけだが、そんなことはヤンガスには言えない(かわいそうだからね)。
















あくる日。俺らはゼシカを仲間に拉致るべく、ゼシカの実家に向かった。
「兄貴・・・。これは将来の義理ママンへの挨拶でやんすね?」
「違わいっ!いいか、しょせん、義理ママンとは『ゼシカとオレがそういう関係になったら』挨拶すべき存在。今の段階で挨拶するのは早すぎるわっ!」
「なるほど・・・。」


ゼシカ邸に入ると、ゼシカは義理ママンと親娘喧嘩中だ。途中、変な優男(自称ゼシカの許婚)が話しかけてくるが、素ムシをしてやった。ゼシカは着替えを済ませ、村を出て行く。















「兄貴、追わなきゃ!」
「バッキャロウ!することがあるだろうがっ!」
「チューチューチュー!!」
トーボもオレの意見に賛成のようだ。
















オレはゼシカの部屋に問答無用で入り、残り香を楽しみながらガサ入れを行なった。うん、残り香ヨシ!!トーボが満足するのも無理はない。パンティエや布の胸あてはどうやらゼシカが全て持っていったらしい。・・・残念だ。

















その後、俺らはゼシカを追うために港町に向かい、船に乗り込んだ。どうやら、海の魔物が存在し、出港できないらしい。


















「俺らに任せときな!」
ゼシカの前で格好つけ、船は出港した。

















「まぁぁぁぁぁてぇぇぇぇぇ」
イカの化け物が登場した。コイツが船の出港を止めているらしい。



「やるぞ、ヤンガス!」
「ガッテんでぇ、兄貴!!」


















「防御っ!!(俺)」
「攻撃!!(ヤンガス)」
「防御!!(俺)」
「攻撃!!(ヤンガス)」
ホイミっ!(オレを)」
「攻撃!!(ヤンガス)」












俺らはイカお化けをぶっ倒した。















「ありがとう!!ねぇ、私・・・。仲間にしてくれない?」
「あぁ。こっちからも頼もうと思っていたんだ。俺の名前はハチ公。よろしくな。」
「いつに無く爽やかっすね、兄貴。ゲフッ(後ろ回し蹴りを食らった音)」
「おーい、ハチ公!連金釜ができ上がったぞ!」
「連金釜・・・?」
俺、ゼシカヤンガストロデの元へと向かった。















「いいか、この連金釜は非常に便利なもんじゃ。AとBいうアイテムを入れると、Cが出来上がるんじゃ」
「へぇぇぇ。便利ネェ」
「兄貴、ちょっとコッチへ・・・。」
「何だ?」
ヤンガスがオレをこっそり呼び出した。





















「AとBいうアイテムを入れると、Cが出来上がるってことは、例えば兄貴のアレと姉さんのアレを入れれば、ベビーが誕生するってことッスカネ?」
「馬鹿野朗!!」
オレはギガデインばりの怒鳴り声でヤンガスを叱った(注:ギガデイン=雷系のかなり強い呪文)。














「いいか、ヤンガスッ!!行為が無ければベビーなんて意味はないんだっ!!それとな、ベビーが大事なんじゃネェ!!行為が大事なんだっ!!肝に銘じておけっ!!」
「へ、ヘェ」















「いいか、あの連金釜で作るべきアイテムを思いついたぞ」
「作るべきアイテム・・・?」
「そう、それはメダパニ効果をもつアイテムとラリホー効果を一緒に入れるんだ!出来上がったアイテムを彼女に飲ませれば・・・」
「彼女は幻覚を見ながらも寝てしまうってことッスネ?」
「皆まで言うな!!」
「ゲフッ(投げっ放しジャーマンを喰らった音)」
ヤンガス!!いいか、メダパニ効果があるアイテムとラリホー効果があるアイテムを探す旅!それこそが俺らの旅の第二小節だ!分かったか!!」
「ガッテン!!旅の裏目的ッスネ?」
「そうだっ!!」

















「なーに?男二人で何話してるの?」
「いやコッチの話でゲス」
「そう言えば、貴方なんでハチ公を『兄貴』って呼んでんの?」
「それは・・・。」
ヤンガスがどうでもいい俺らの出会いの話をし始めた。奴の思い出話を尻目に











一時閉幕。。。