聖なる夜の音の前に③
これは、世界を股にかけるカリスマ妄想家こと筆者のブッチギリな妄想ストーリー。
縛り:(あ)思いつくまま創作&執筆。(い)読み返さない。(う)クリスマスをお題にする。
前回までのサマリー(詳細12月13日号&16日号):
主役:タケシ(41)
プロフィール:ビジネス&女性関係絶好調のお金持ち。趣味は町内リサイタル。妹のペンネームは「クリスチーネ剛田」。幼少時代から母親をリスペクト。
問題:母と妹に「クリスマスには彼女を連れてくる」とコミットしたタケシは、6名いた彼女全てに声をかけるも、全員家族持ちであったため、断られ、破局してしまう。タケシに残されたものは「財力」と「自信」と「母と妹とのコミットメント」であった・・・。13日(クリスマスまであと9日)にはホステスを金で買おうとしたが失敗。
と言ったわけで、[聖なるxx系〜]聖なる夜の音の前に③〜、いざ開幕。。。
何?
今週末はクリスマスだぁ?
実質今日を入れてあと6日しかねぇだと?
バッキャロォ。
オレには6日もネェんだよ。
とある事情によってよぉ、21日の日記を最後に28日までは掲載しないことになってんだよ。
あ?
筆者さんがクリスマスの旅行にでるからじゃないか?だと?
だ、誰だよ、その筆者さんってよ。お、俺ぁしらねぇぞ。そんなカリスマ・・・。
で、だ。はっきり言って、前回は商売女相手にしたから駄目だったじゃんよ。
で、今回はリベンジよ。リベンジ。
よくさぁ、しょぼいマンションのポストに入ってるじゃん?
ピンクなチラシ?
表はキャッチーな女性と価格表と連絡先。
裏はバイト募集の広告って奴?
今回はアレよ。アレ。
でダイヤルしたわけよ。
ピポパってよ。
ツルルルルー。
「いつもありがとうございます!」
「いつも」なんて使ってネェよ。ボケ。
で、希望コースと希望の年齢や容姿を聞いてくるわけだ。
コイツに話しても仕方が無いからよ、とりあえず金に糸目はつけないから、直ぐに寄こせってわけよ。
で、待つこと20分。この間に俺は使用人を全員追い返し、ドンペリ片手に待つわけよ。
で、オレの家のチャイムがなったのさ。
モニターチェックしても良いか悪いかもワカラネェからよ。とりあえずエンターさせたらよ。
妖獣みたいな奴が入ってきたわけよ。
ブッチャケ、パニクったね。
何を間違えたら人間界に妖獣が舞い込むことがあるのかってね。
したらよ、その獣がよ、
「どうすんの?OK?チェンジ?」
だなんて言うもんだからよ、またもやパニックよ。
言っただろ?
妖獣だったんだって。
何、人間の言葉ホザイてんだってことよ。
で、色々聞いてみたらよ、3回まではチェンジというシステムがOKらしいんだ。
オレだって人間よ?こんな獣を母ちゃんのところに連れて行ったらよ、
「タケシ!!アンタ、人間と結婚しな!」
と左耳ギャンギャンひっぱられること間違いなしヨ。
タケシ・ヨーダみたいな?Mr.タケシ・スポックみたいな?
オレが獣になっちまうじゃネェか。
だからよ、オレは呪文を唱えたよ。
チェンジ!!ってな。
待つこと15分。次のナオンが登場よ。
今度はマァマァレベルよ。OKだしたらよ、次のステップよ。
と思ったらヨ、いきなし「3枚デース」「生なら5枚デース」と来たもんよ。
まぁそんなもんなんだろうケドよ、オレァその部類は困ってネェからよ。
今日は話がしたい、って3枚渡しながら言ったのよ。
したらよ、メチャクチャ気持ち悪がられてよ。
「変態ぷれいは別料金です」なんて言うもんだからよ、
とりあえず1束ガツンとつかませたのよ。
「シャラ・ファカッ」状態よ。
したらよ。何かメチャクチャビビリはじめやがってよ。
奥歯ガタガタ、先っぽビンビン、膝がガタガタ笑ってんのよ。
要するに、オレを変態とか893と思ったらしいのよ。
冗談じゃネェっつの。
って怒鳴りつけたらヨ、黄金水の大放出よ。
「もう止めてぇ」だってよ。
こっちこそ「止めてぇ」だよ。
おかげで俺んちの絨毯、黄金水のオイニィよ。マジで。
次の日、使用人に何て言い訳しよう?と考え始めて
とりあえずその娘を追い出してよ。
一晩オイニィの掃除よ?ファブファブシュシュシュッよ。
最悪だよ、はっきり言って。
だからよ、とりあえず人妻とビジネスにしてるナオンは狙わずによ、
矛先を素人・彼氏なしに向けることにしたわけよ。
何?あと2日しかない?
バッキャロォ。オレを素人と思うなよ。
まず、俺だぜ、俺?金はガンガン持ってるしよ。男前だしよ。
しかも彼氏・彼女になろうってわけじゃねぇんだ。
単純に「彼女の振りして実家にクリスマスに来てくれ」
それだけをかなえてくれればそれで良いんだよ。
まぁみてろって。
オレは必ず成功してやるから。
強がるタケシを尻目に
一時閉幕。。。