妄想

世界を股にかけるカリスマ・サイコロジスとこと筆者は疑問に思った。
「他人はどのような妄想癖を持っていて、どのような妄想をしているのか?」






筆者ほどのサイコロジストになると、他人が考えていることが分かる。
今、興奮してるな。恋人とはご無沙汰なんだろう、とか。
今、照れた振りして鼻をかいたな。本当はかゆかっただけなんだろう、とか。

その人が本当に言いたいけど言葉に出せないこと、つまり「本音」も分かってしまう。
筆者(さん)、うぜぇよ(意:筆者さん、マジかっこいいっス。憧れッス)
筆者(さん)、もっと日本語勉強しろよ(意:筆者さんはその他の語学が凄いっすね)
筆者(さん)、少しは家庭のことも考えてよ(意:筆者さんはビジネスのことで頭が一杯なのね。だから私は食べていけるのね。大丈夫、家のことは私に任せてっ!)


なぜ分かってしまうのか?それは大学の勉強ソッチノケでサイコロジーについて学んだからだ。要するに、表情を見れば、その人の気持ちが分かってしまう、のだ。
徐々にこの能力はレベルアップし、今では身振りそぶりやメールを見るだけで分かるようになってきた。


別に能力自慢がしたいわけではない。
ただ、そういう能力を筆者は持っている、つまり後天的なテレスパスなのだ(こちらからのメッセージは送れないので、真のテレスパスとは違うが)。だからこそ、カリスマ・コミュニケーターと呼ばれているのだ。

が、しかし。


そんな筆者でも表情を見て、感じ取れないときがある。
そんな時、彼(女)らから読み取れるものは、黒い画像だ。
何かモヤモヤしていて、邪な感情だ。
人には口が裂けても言えないような映像だ。
エロスに限りなく近い妄想だ。


筆者は妄想する習性がない。が、妄想とはどういうものか?知ってみたい。
この探究心を満たしてくれる友人を発見した。
そこで、妄想癖を持っていると勇気を出して告白してくれたある友人兼取り巻きのH君をインタビューした。彼は同年代。175cm、63〜5kgのスリム系、目がクリクリした美青年、股下は1mくらいある気前の良い男だ(これ以上言うと、その他の取り巻きどもにバレテしまうので省略)。


彼の妄想は、非常に興味深いものであった。
よって、次号にH君の妄想の中身を紹介したいと思う。
許可してくれたH君、君は筆者の次に、カリスマだよ。



そう言えば、筆者も「hissha」、「H」だね。
偶然の一致を尻目に

一時閉幕。。。